2023年7月15日
「高砂」など老人から神に変わる能の老人にふさわしい面。小牛清光の創作でこの名がある。
2023年7月15日
その名のごとく結んだ口の両端から大きな牙を出している。金剛流特有の面。
2023年7月15日
狐の化身。白頭で「殺生石」に使用する面。金泥で仕上げてあるように格の高い「小鍛冶」の後シテにも用いられる。
2023年7月15日
能「邯鄲」の専用面で人生に悩む求道者。品格の高さと超人的な性格を持つ表情から若い男の貌を表わす面としても使用される。
2023年7月14日
源頼朝を打とうとして果たせず、源氏の世を見るのも汚らわしいと自ら目を潰し乞食となった。平家の勇将、悪七兵衛景清。
2023年7月14日
恐ろしい鬼女と言うよりは衆生を愛する山の妖精(山の精)又は自然と一体化して山巡りをする仙女、山の神の性格が強い。この山姥は梅若六郎家所有の「大山姥」と呼ばれる怪異な面の写しである。
2023年7月14日
小癋見の鬼神に対し、能では天狗の魔障として用い、一つ一つが誇張され口を一文字に結んだ力量感に満ちた面。
2023年7月13日
曲名では「夷」の字を使っているが、「夷」とは本来「異人」を指す。元は「荒ぶる神」であった。「大黒」と同様、信仰の形も姿も様々に変換を経て今に至る。