作品
大飛出

天神、雷神、の怒りを表現した面。天から下界を見下ろし、口からは稲妻がほとばしるような勢いをあらわした面。

続きを読む
作品
般若

能面といえば般若を連想するほど、代表的な面であるが、女性の嫉妬、恨み、悲しみ、怒り、母なる心の情念を凝集した面。

続きを読む
作品

眼を怒らし口をカッと開いて上下の牙をあらわにして怒号するような激しい表情。顔をしかめる(しかみる)から来ている名前。阿吽の阿。

続きを読む
作品
小面

可憐にして端正、中世の最も若き美しさを秘めた能面の中でも代表的な女面。小面の「小」は可憐や可愛いという意味。

続きを読む
作品
中将

平安初期の歌人在原業平をモデルに創作されたと伝えられる若い男面です。中将という名称は業平の官位である右近衛権中将からとられています。自身が在原氏の五男であることから在五中将・在中将という別の呼び名もあります。 平安時代の […]

続きを読む
作品
小牛尉

流派によって小尉とも呼ばれます。名前の由来にもなっている室町時代の面打師、小牛清光の創作による尉面です。 この小牛尉は能面の中でも最も品格の高い面と言われています。額のシワやこそげた頬骨、落ち窪んだ目元など、ややもすれば […]

続きを読む
作品
白式尉

人生の苦楽を包み込んだ温厚で柔和な神の微笑みと喜びを感じさせる面です。

続きを読む
作品
癋見悪尉

猫癋見とも呼ばれます。「鞍馬天狗」の白頭など老体の天狗や神に着用する特殊な面です。鼻下に植えられた髭は斜め上方に跳ね上がっており、この面の持つ力強さと勢いを感じさせます。

続きを読む
作品
生成

般若になる前の表情の面。般若より表情がやや弱い。

続きを読む
作品

能「鞍馬天狗」「大会」などのアイ狂言の木の葉天狗や溝越天狗がつける面です。太く盛り上げた眉や鋭いくちばしを備えながら滑稽感を秘めています。

続きを読む