作品

作品
邯鄲男

能「邯鄲」の専用面で人生に悩む求道者。品格の高さと超人的な性格を持つ表情から若い男の貌を表わす面としても使用される。

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作品
景清

源頼朝を打とうとして果たせず、源氏の世を見るのも汚らわしいと自ら目を潰し乞食となった。平家の勇将、悪七兵衛景清。

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大山姥

恐ろしい鬼女と言うよりは衆生を愛する山の妖精(山の精)又は自然と一体化して山巡りをする仙女、山の神の性格が強い。この山姥は梅若六郎家所有の「大山姥」と呼ばれる怪異な面の写しである。

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作品
大癋見

小癋見の鬼神に対し、能では天狗の魔障として用い、一つ一つが誇張され口を一文字に結んだ力量感に満ちた面。

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作品
延命冠者

儀式曲専用面。延命の徳を備えた少年の面。

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作品
恵比須

曲名では「夷」の字を使っているが、「夷」とは本来「異人」を指す。元は「荒ぶる神」であった。「大黒」と同様、信仰の形も姿も様々に変換を経て今に至る。

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作品
今若

平治の乱で父義朝が敗死したのちに、母と共に今若、乙若、牛若の兄弟3人が平氏に捕らえられましたが、幼児であったため助けられて鞍馬寺にいれられました。その兄の今若からの名称かと思われます。中将の類型面で下歯も見せており、概し […]

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作品
石王尉

石王兵衛と言う作者からついた名前。舞を舞う老体の神や老いた草木の精霊の役に使用。

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怪士

「船弁慶」の亡霊の役や闇の生んだ妖怪「鵺」の前シテに使用される。

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作品
朝倉尉

作者「福来」が仕えていた領主朝倉敏景に献上したところからの名前。親しみやすい庶民的な相貌の面。

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